こんにちは!スマホパパ(@plus30blog)です。
現在、中学受験生の子どもと日々奮闘中!
私&妻の中学受験の経験を活かしつつ、令和の中学受験に対応するため、積極的に情報収集をし、また経験してわかったことを書いています。
そのおかげか、子どもは『勉強嫌い』から『勉強好き』に変わりました!うちの子に必要だったもの合わなかったもの、とにかく調べたことはつらつらと書いていきます。
中学受験では、膨大な知識を記憶する必要があります。そのため、効率的な記憶術を身につけることは、合格への近道となります。
ここでは、記憶力に大事な忘却曲線についてや、記憶のメカニズムから科目ごとの復習タイミング、効果的な学習方法について紹介します。
本題の前に…
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記憶のメカニズム
記憶には、大きく分けて「短期記憶」と「長期記憶」の2種類があります。
- 短期記憶: 短時間だけ情報を保持する記憶
- 長期記憶: 長期間にわたって情報を保持する記憶
残念ながら人間の記憶は、時間の経過とともに弱っていくという性質があります。なので、長く記憶したい場合は、短期記憶から長期記憶へ移行する必要があって、忘却曲線を踏まえた記憶力向上の方法をとるのが良いでしょう。
記憶の定着には睡眠がとても大事です。
忘却曲線とは?
忘却曲線とは、ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスが提唱した、時間の経過とともに記憶が減退していく様子を表した曲線です。学習直後は記憶が鮮明ですが、時間が経つにつれて徐々に忘却していきます。
学習直後から、記憶の保持率が急激に減少します。これは、短期記憶から長期記憶への移行がまだ完全に行われていないためと考えられます。
数時間後には、記憶の保持率の減少は緩やかになります。これは、一部の記憶が長期記憶に移行し、安定し始めたことを示しています。
数日後以降になると、記憶の保持率は再び減少速度が速くなります。これは、長期記憶の中でも、古い記憶が徐々に忘れ去られていくためと考えられます。
忘却曲線は、学習内容や学習方法によっても変化します。例えば、興味のある内容や理解しやすい内容は、忘却速度が遅くなる傾向があります。
忘却曲線を克服する方法
復習のタイミング
忘却曲線によると、学習直後と数日後に復習を行うと、記憶の保持率を大きく向上させることができます。これは、記憶が忘却される前に復習することで、記憶を長期記憶に定着させることができるためです。
記憶力向上のポイント
記憶力向上のためのポイントとして以下が挙げられます。
- 繰り返し: 情報を繰り返し復習することで、長期記憶に定着させる
- 理解: 情報を理解することで、記憶に残りやすくなる
- イメージ化: 情報をイメージ化することで、視覚的に記憶できる
- 関連付け: 既存の知識と関連付けることで、記憶に繋がりやすくなる
- 五感を活用: 視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚などの五感を活用することで、記憶が強化される
効果的な学習方法
この中でも、自分の中に情報を取り込む学習法(インプット)と、取り込んだ情報をアウトプットして記憶を定着させる学習法がありますので分類してみます。
記憶を定着させるインプット編
暗記カード
単語や漢字などの暗記に効果的な方法です。表に用語、裏に意味を書いて、繰り返し確認しましょう。(うん十年前の話ですが、私は暗記カードと相性が良かったようでかなり効果がありました!当時 暗記カードを使い過ぎて、いまだに使用していた暗記カードの表紙の色など覚えています 笑
語呂合わせ
数字や歴史上の出来事などを、覚えやすいように語呂合わせにする方法です。
イメージ化
記憶したい内容を、頭の中でイメージ化することで、視覚的に記憶することができます。例えば、漢字を覚えるとき、その漢字の形をイメージしたり、意味を連想させる絵を描いたりすることで、記憶に残りやすくなります。
ストーリー化
歴史上の出来事などを、ストーリー化して記憶する方法です。例えば、歴史の出来事を覚えるとき、登場人物をキャラクターとして設定し、ストーリー仕立てで覚えることで、記憶に残りやすくなります。
五感を使った学習
人は、視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚の五感を活用することで、記憶を強化することができます。例えば、歴史上の人物の名前を覚えるとき、その人物の顔写真や肖像画を見たり関連する場所を訪れたりすることで、記憶に残りやすくなります。
記憶を定着させるアウトプット編
問題集
学習した内容の問題を解き、間違えた問題は重点的に復習することで記憶が定着します。
ノート
授業の内容や自分で調べたことをノートにまとめ、定期的に見返し、記憶に残りやすくなります。
グループ学習
友達とグループ学習を行い、互いに教え合ったり、クイズを出したりすることで、切磋琢磨し記憶に残りやすくなります。
繰り返し学習
記憶は、繰り返し学習することで定着します。学習した内容を定期的に復習することで、記憶を強化することができます。復習のタイミングは、学習直後、1日後、3日後、1週間後、1ヶ月後など、間隔を徐々に開けていくと効果的です。
記憶を定着させるその他の方法
睡眠
睡眠中に記憶が整理され、長期記憶に定着されます。十分な睡眠時間を確保しましょう。
睡眠は、記憶の定着に重要な役割を果たします。睡眠中に、脳内の記憶が整理され、長期記憶へと移行するからです。そのため、十分な睡眠時間を確保することは、記憶の定着にとって非常に重要です。
適度な運動
運動は脳の血流を促進し、記憶力向上に効果があると言われています。適度に体を動かしましょう。また、運動することでストレス解消にもつながり、質の高い睡眠にも効果的です。
食事
脳のエネルギー源となる栄養素を積極的に摂取しましょう。
ゲーム
記憶力や集中力を鍛えるゲームを取り入れましょう。
アプリ
記憶力向上アプリを活用するのも効果的です。楽しみながら学習することで、集中力が高まり、記憶の定着にも効果的です。ゲームやアプリなど、楽しみながら学習できるツールを活用するのも良いでしょう。
その他
子供のモチベーションを維持しながら、楽しく学習できる環境を整えましょう。
科目別復習タイミング
算数
- 計算:計算問題は、公式や解き方をすぐに忘れてしまうため、毎日復習するのが理想です。間違えた問題を中心に、繰り返し練習しましょう。
- 文章題:文章題は、計算問題よりも記憶に残りやすいため、2〜3日後に復習するのがおすすめです。問題文をしっかり読み解き、解答の根拠を理解することが重要です。
国語
- 漢字:漢字は、毎日少しずつ復習するのが効果的です。書き順だけでなく、音読み、訓読み、意味も合わせて覚えましょう。
- 読解:読解問題は、内容を理解するだけでなく、設問に正確に答える練習も必要です。2〜3日後に復習し、内容を正しく理解しているか確認しましょう。
社会
- 歴史:歴史は、年表や地図などを活用して、視覚的に記憶すると効果的です。1週間後に復習し、重要な出来事や人物を覚えましょう。
- 地理:地理は、地図帳を見ながら、実際に手を動かしながら覚えると効果的です。実際に足を運び、気分転換も兼ねて旅行に行くのもいいでしょう。1週間後に復習し、都道府県名や地形などを覚えましょう。
理科
- 理科は、可能であれば実験や観察を通して、体験的に学習するのが効果的です。1週間後に復習し、実験結果や観察結果を覚えましょう。
- 動植物・天体・などの分野は、日常生活と関連付けて考えると記憶に残りやすくなります。1週間後に復習し、仕組みや原理を覚えましょう。
まとめ
上記はあくまで目安であり、個人の記憶力や学習進度によって調整する必要があります。大切なのは、忘却曲線を理解し、記憶が薄れる前に復習を行うことです。
お読みいただきありがとうございました!
最後に、
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