こんにちは！スマホパパ(@plus30blog)です。
現在、中学受験生の子どもと日々奮闘中！私(&妻)の中学受験経験では、今の中学受験に立ち向かえないことにショックを受け、令和の中学受験に対応するため集めた情報や便利なグッズなどを、備忘録も兼ねて惜しみなく書いていきます！
中学受験の偏差値がどのくらいのレベル感なのか、偏差値が上位何%なのか、偏差値を上げるためどうしたらよいのか、気になる方も多いのではないでしょうか。それぞれの偏差値をもつ子どもの特徴、その偏差値を上げるにはどうしたらよいのか、「偏差値●●の壁」についても説明していきます。
また、勉強を効率よく行うための便利グッズを活用すれば偏差値を上げる一助になるでしょう。昔はなかった便利グッズが令和の中学受験では当たり前だったりします。
この記事で分かること
- 中学受験の偏差値70·60·50·40·30はどのくらいのレベルか
- 中学受験の偏差値70·60·50·40の男子校・女子校・共学校
- 中学受験の偏差値70·60·50·40の進学実績
- 中学受験の偏差値を上げるには
- 中学受験の偏差値の55,58,60壁とは？
- 最新の志願者数ランキング
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- 中学受験の偏差値はどのくらい？70·60·50·40·30は上位何%？
- 中学受験の偏差値の平均はどのくらい？
- 中学受験における偏差値の特徴・どうやって決まる？
- 中学受験の偏差値と高校受験の偏差値に差はある？
- 中学受験の偏差値70はどのくらいのレベル？
- 中学受験の偏差値60はどのくらいのレベル？
- 中学受験の偏差値50はどのくらいのレベル？
- 中学受験の偏差値40はどのくらいのレベル？
- 中学受験の偏差値30はどのくらいのレベル？
- 偏差値を上げるために親ができること
- 「偏差値の壁」とは？
- 偏差値を上げるための最後の追い込み方法
- 最新の志願者数（偏差値付き）ランキング
- (おまけ・参考)中学受験の偏差値は小学生全体でどのくらい？
- よくある質問（FAQ）
- まとめ
中学受験の偏差値はどのくらい？70·60·50·40·30は上位何%？
偏差値70･60･50･40･30はそれぞれ上位何パーセントかは以下のようになります。
偏差値70は、上位2.3パーセント（100人中2.3位）に該当します。
偏差値60は、上位15.9パーセント（100人中15.9位）に該当します。
偏差値50は、上位50パーセント（100人中50位）に該当します。
偏差値40は、上位84.1パーセント（100人中84.1位）に該当します。
偏差値30は、上位97.7パーセント（100人いたら97.7位）に該当します。
| 偏差値 | 上位何パーセントか |
|---|---|
| 70 | 2.3% |
| 60 | 15.9% |
| 50 | 50% |
| 40 | 84.1% |
| 30 | 97.7% |
これは試験を受けた人の中で100人中何位かというお話です。つまり試験を受けていない人、例えば中学受験をしない人や模試を受けていない人は含まれません。つまり、中学受験の偏差値と高校受験の偏差値も全く異なり、一般的に中学受験の偏差値＋α＝高校受験の偏差値になります。そのため、お子さんの偏差値が低くいと感じていても全く問題ありません。
ちなみに、我が家では学校を 偏差値や学校の特徴から調べることがあります。その時 検索条件が細かく指定できる学校マッチングアプリ【エデュスタ】という無料アプリが便利でした。
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中学受験の偏差値の平均はどのくらい？
偏差値の50について簡単に説明していきます。計算式的には偏差値50がどのくらいに位置するのかというと、真ん中(上位50%)に位置します。なので偏差値50は一つの基準となります。偏差値50が50%になる理由は、偏差値の出し方や標準偏差を理解することでより詳しくなれるでしょう。
中学受験における偏差値の特徴・どうやって決まる？
中学受験業界で偏差値を算出しているのは、大手進学塾の数社がほとんどです。それぞれの塾が模試を行い、その模試の結果をもとに偏差値を算出しているため、出している偏差値が異なります。中学校自身が偏差値を決めたり出したりはしていませんのでご注意ください。
偏差値が上がらず不安に思っている方は、今通っている塾が合っていない可能性があります。
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中学受験の偏差値と高校受験の偏差値に差はある？
ここまでの話でピンときたかたもいるかもしれませんが、偏差値は受験者の状況によって変わります。そのため、中学受験と高校受験も母数が異なるので偏差値も異なります。
では、ここからは中学受験の各偏差値70・60・50・40・30がどのくらいのレベルについて説明していきます。
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中学受験の偏差値70はどのくらいのレベル？
中学受験で偏差値70というのは、受験生全体の上位およそ2.3％、100人いれば1〜2人しか届かない「トップレベル」の層です。 東京の男子御三家 開成・麻布・武蔵、東京の女子御三家 桜蔭・女子学院・雙葉など、最難関校の多くがこの帯に集まっています。 これらの学校では入試倍率が5倍を超えるケースも多く、偏差値70の学力があっても油断はできません。
偏差値70の私立中学校はどこ？
四谷大塚の80偏差値(合格率80%を示す偏差値)を学校種別ごとにまとめてみました。偏差値68～70～72あたりの学校です。 ※2024年12月時点の情報
| 学校種別 | 中学受験 偏差値70の私立中学校 |
|---|---|
| 男子校 | 開成中学校、聖光学院中学校、早稲田中学校 |
| 女子校 | 桜蔭中学校、豊島岡女子学園中学校、女子学院中学校、雙葉中学校、洗足学園中学校 |
| 共学校 | 渋谷教育学園幕張中学校、渋谷教育学園渋谷中学校、慶應義塾中等部、広尾学園中学校、栄東中学校 |
偏差値70もあれば、一部の難関校を除き たいていの学校では合格をもらえることでしょう。では各学校がどんな特徴を持っているのか、文化祭や説明会などのイベント情報を知りたい場合は、無料のエデュスタアプリが超おすすめです！検索機能が充実しているし、個人情報は学校側に伝わらずとも、学校からスカウトが来ることもあります！（3万DL突破!）
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偏差値70の大学進学実績
偏差値70以上の最難関校では、東京大学を筆頭に難関国公立大学への進学者数が非常に多く、医学部進学者も多い一方で、GMARCHへの進学は少数にとどまる傾向があります。ここでは進学先の選択肢がより限定的であり、難関大学への高い志望と実績が大きな特徴です。
偏差値70の子どもの特徴
中学受験に取り組む子どもたちは、自主的に学びながら高い集中力を発揮し、長時間でも粘り強く勉強を続けます。強い好奇心と目標意識を持ち、課題にとどまらず自ら調べて理解を深めます。さらに、計画的に学習を進めて効率よく成果を上げる姿勢が特徴です。
好奇心が旺盛であれば、子ども用の新聞を購読して、より深く興味を惹かれるものを探してみるのも子供の成長の一つになると思います。
中学受験の偏差値60はどのくらいのレベル？
偏差値60は、受験生全体の上位およそ16％（10〜20％程度）に入る「上位層」です。 首都圏の有名進学校・大学附属校の多くがこの帯にあり、きちんと対策すれば合格可能性も十分に見えてくるレベルです。
偏差値60の私立中学校はどこ？
四谷大塚の80偏差値(合格率80%を示す偏差値)を学校種別ごとにまとめてみました。偏差値58～60～62あたりの学校です。 ※2024年12月時点の情報
| 学校種別 | 中学受験 偏差値60の私立中学校 |
|---|---|
| 男子校 | サレジオ学院中学校、芝中学校、立教池袋中学校、逗子開成中学校、本郷中学校、巣鴨中学校、城北中学校 |
| 女子校 | 学習院女子中等科、フェリス女学院中学校、東洋英和女学院中等部、香蘭女学校中等科、立教女学院中学校 |
| 共学校 | 神奈川大学附属中学校、青山学院中等部、東京農大第一中学校、広尾学園小石川中学校、三田国際学園中学校、青陵中学校 |
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偏差値60の大学進学実績
最難関校の手前に位置し、進学実績としては国公立や早慶上智はもちろん、医学部進学者も高い割合を占めています。この層の学校は学内の教育コースや特色が多様で、男子校、女子校、医学部特化型、グローバル教育重視型など学校カラーにより進学先の傾向が明確に分かれます。
偏差値60の子どもの特徴
偏差値60を維持する子どもは、基礎学力が確立し、継続的に努力を重ねながら自分の学習に責任を持っています。新しい課題にも柔軟に取り組み、自ら解決しようとする姿勢が特徴です。さらに勉強と生活のバランスを大切にし、心身を整えて学習効率を高めています。
この中でかけているものがあれば、中学受験専門塾を活用するのが１つの方法です。
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さらに偏差値を上げるには、さらに多くの問題を解いて、出題パターンを知ることも大事です。
中学受験の偏差値50はどのくらいのレベル？
中学受験の偏差値50がどのくらいのレベルかというと、偏差値50は私立中学受験において、上位45〜55%程度（正確には50%）に位置する偏差値です。これらの学校の入試倍率は、1〜2倍程度の学校が多く、偏差値50の学力を持っていても、合格の可能性は十分にあります。
偏差値50の私立中学校はどこ？
四谷大塚の80偏差値(合格率80%を示す偏差値)を学校種別ごとにまとめてみました。偏差値48～50～52あたりの学校です。 ※2024年12月時点の情報
| 学校種別 | 中学受験 偏差値50の私立中学校 |
|---|---|
| 男子校 | 獨協中学校、成城中学校、桐光学園男子部、日本学園中学校、城北埼玉中学校、日本大学豊山中学校、鎌倉学園中学校 |
| 女子校 | 田園調布学園中等部、山脇学園中学校、共立女子中学校、品川女子学院中等部、大妻中学校、清泉女学院中学校、カリタス女子中学校、日本女子大学附属中学校 |
| 共学校 | 成蹊中学校、順天中学校、芝国際中学校、目黒日本大学中学校、國學院大学久我山中学校、駒込中学校、関東学院、東洋大学京北中学校 |
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偏差値50の大学進学実績
準難関校や難関校にあたり、国公立難関大学や早慶上智への進学者が顕著に増え、医学部への進学も視野に入るレベルに達しています。ここから大学進学に向けた教育の質が一層問われ、学校ごとの進学実績に差が出始める重要な区分となります。
偏差値50の子どもの特徴
偏差値50の子どもは、基礎力を持ちながらも不安定で、応用への移行に課題を抱えています。学習習慣や効率的な勉強法がまだ確立しておらず、意欲にも波が見られます。保護者は、生活全体のバランスを保ちながら継続的な学習を支える姿勢が大切です。
中学受験の偏差値40はどのくらいのレベル？
中学受験の偏差値40がどのくらいのレベルかというと、偏差値40は私立中学受験において、上位75〜90%程度（正確には84%）に位置する偏差値です。これらの学校の入試倍率は、0.5〜1倍程度の学校が多く、受験生の「潜在能力が高い」、「面倒見が良い学校が多い」パターンがとてもよく見られます。合格の可能性は十分にあります。
偏差値40の私立中学校はどこ？
四谷大塚の80偏差値(合格率80%を示す偏差値)を学校種別ごとにまとめてみました。偏差値38～40～42あたりの学校です。 ※2024年12月時点の情報
| 学校種別 | 中学受験 偏差値40の私立中学校 |
|---|---|
| 男子校 | 城北埼玉、明法、城西川越、京華、藤嶺学園藤沢 |
| 女子校 | 女子聖学院、大妻多摩、大妻嵐山、麹町学園女子 |
| 共学校 | 武蔵野大学、八雲学園、東海大学付属相模、品川翔英、日本大学第一、日本大学第三 |
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偏差値40の大学進学実績
偏差値40～50の層は、大学進学者数は増加し、GMARCHレベルの大学進学者が多く見られるようになります。この層はまさに中学受験層の中でボリュームゾーンとなっており、学校によっては医学部進学者も一定数輩出しています。教育方針や学校の特色により、海外大学への進学実績が豊富な学校もあるのが特徴です。
中学受験の偏差値40の子どもの特徴
中学受験で偏差値40は平均よりやや下を示します。この層の子どもには共通の傾向があり、適切なサポートの参考になります。
基礎学力がまだ不安定で、基本問題でもミスが出やすい時期です。学習習慣も十分に確立しておらず、継続した勉強が難しいことが多いです。成績の伸び悩みから自信を失いやすく、勉強への意欲も下がりがちです。こうした場合は、一つの方法に固執せず、塾や通信教育など複数の学習法を試して、自分に合ったスタイルを見つけることが大切です。
中学受験の偏差値30はどのくらいのレベル？
中学受験の偏差値30がどのくらいのレベルかというと、偏差値30は私立中学受験において、上位90〜100%程度（正確には97.7%）に位置する偏差値です。これらの学校の入試倍率は、0.1〜0.5倍程度の学校が多く、偏差値30の学力を持っていても、合格の可能性は十分にあります。
偏差値30の大学進学実績
偏差値が30～40の層は大学進学実績としては限定的であり、国公立大学や難関私大への進学はほとんど見られません。ただし、中には独自の教育方針やサポートで高い進学率を誇る例外的な学校も存在し、そうした学校では優れた進学実績が出ることもあります。
中学受験の偏差値30の子どもの特徴
中学受験で偏差値30は平均よりかなり下を示します。この層の子どもには共通の特徴があり、保護者の支援が重要です。
基礎学力が不足していて、基本問題でも理解に時間がかかることがあります。学習習慣が定着しておらず、継続的に勉強する仕組みが作れていない場合も多いです。成績の停滞で自信を失いやすく、勉強のモチベーションが下がりやすい傾向があります。さらに、適切な勉強法や計画が分からないことから、学習が非効率になりがちです。算数は中学受験の要であり、全単元の文章題に対応できる解法を身につけることが成果につながります。
偏差値を上げるために親ができること
偏差値は最終的には子どもの頑張りです。ただし、親ができることはたくさんあります。子供が頑張れるようにできることは可能な範囲でしてあげましょう。
中学受験生のスケジュール管理を行う
子供は成長しながら、そして多感な時に受験期を過ごします。進度も考慮して、年齢にあったスケジュールを立てる必要があります。
特に大事なのは知識を蓄える５年生のスケジュール。
また子どもの得手不得手を、志望校への問題へとフィットさせる６年生のスケジュールです。
年間のスケジュールが決まれば、逆算して今度は１日のスケジュールを立てていきます。
環境整備を行う
スケジュールができても、机がガタガタだったりするとやる気は半減します。必要なものは買って環境を整えましょう。例えば机を購入したとして、ガタガタしない机というだけでなく、ものが変わったことでもモチベーションが上がることでしょう。
大人になってくると感覚が鈍りますが、安くて買いやすいシャーペンなどでも子どもの気分は大きく変わるものです。また最近はいろいろな種類のシャーペンがありました。
ちなみにシャーペンの芯の濃さや太さによって書きやすさや消しやすさに違いがあります。
消しゴムも同様に消しやすさがあったりします。
中学受験生の体調管理を行う
体調管理の中で一番大事なのは睡眠です。記憶の定着や整理に影響があります。学年ごとに取るべき睡眠時間を別記事にまとめました。
低学年の時から中学受験を意識する
お子さんによっては、偏差値が低いとやる気が出ない子がいます。また、偏差値が高いとやる気が出る子がいます。そういった子たちは低学年のうちから中学受験を意識した習い事や家での過ごし方をすることで、うまくいくこともあるでしょう。
親が主体的になってメンタルサポートを行う
メンタルサポートといっても色々あります。特に大事で難しいのは適切な声掛けです。必要なタイミングで必要な言葉をかけることが求められます。あとはリフレッシュ方法などがあげられます。
中学受験は塾に通う子が多いですが、友人関係の悩みがあったりして、塾に通うのが難しかければ、通信教育という手もあります。通信教育は「Ｚ会」もしくは四谷大塚の「進学くらぶ」がおすすめです。
通信教育は塾に通うよりも大幅に時間と費用の節約になるのが特徴です。
「偏差値の壁」とは？
「偏差値の壁」とは、特定の偏差値を超えることが難しく、多くの受験生がそこで成績の伸び悩みを感じるポイントを指します。中学受験では「偏差値55の壁」「偏差値58の壁」「偏差値60の壁」という言葉がよく使われます。それぞれの壁には、学習の質や量、思考力、応用力などが求められるため、到達するのが難しくなります。
中学受験の「偏差値55の壁」とは
特徴
- 基礎学力の定着が求められる段階。
- 多くの受験生がこのあたりで一度、学力の伸びが鈍くなります。
- 各教科の基本的な解法や知識は習得できているが、ケアレスミスが多いのも特徴です。
壁を越えるためのポイント
- 問題を解くスピードを意識しながら、正確性を高めることが重要。
- 苦手科目や単元を重点的に復習し、基礎力を固める反復学習が効果的。
中学受験の「偏差値58の壁」とは
中学受験をテーマにした漫画「2月の勝者」では「偏差値58の壁」に触れていて、このラインを超えることが難関校への重要なステップとされています。偏差値が58から上がると、難易度が急激に上昇し、多くの受験生が伸び悩むポイントとなるのが特徴です。
この「壁」は、努力や学習の質だけでは突破しにくいとされ、家庭や塾が一丸となった戦略的なサポートが求められます。また、「2月の勝者」では黒木先生が受験の現実を辛辣に描写する場面も多く、偏差値の壁は単なる成績の問題だけでなく、精神的なタフさや親のサポートの重要性も表現していました。
このような描写は、実際の中学受験経験者にも共感を呼んでおり、ドラマや漫画の中でもリアリティのあるシーンとして人気を集めています。
特徴
- 応用力が求められる段階です。ここでの壁は、ただの暗記や基礎知識だけでは超えられません。
- 解法のパターンを覚えるだけではなく、問題文を読んで必要な情報を整理し、自分で考え抜く力が必要になります。
壁を越えるためのポイント
- 発展問題や応用問題にチャレンジし、試行錯誤する経験を積むことがカギ。
- 「なぜこの解法を使うのか？」を考えながら解くことで、知識の応用力を高めます。
中学受験の「偏差値60の壁」とは？
特徴
- 最上位校を狙うための難関。基本・応用に加えて、高度な思考力や問題分析力が要求されます。
- 一度解法を知っていても、新しい形式の問題で応用できないケースが多く、実力が問われる段階です。
壁を越えるためのポイント
- 過去問や模擬試験の問題を解き、出題傾向に慣れることが重要です。
- 記述力の強化も必要になり、ただ答えを出すだけでなく、説明力や論理的思考も鍛えることが求められます。
偏差値を上げるための最後の追い込み方法
中学受験は６年生の１月２月に行われます。その時小学校はどれだけ休んでいいのでしょうか。
また受験期の栄養バランスなども気になるところです。
あとは早めに受験の願書についての情報を集めておくことも大事な親の務めです。
最新の志願者数（偏差値付き）ランキング
最新の私立中学校の志願者数と偏差値のランキングはこちらです。都道府県別、男子校・女子校・共学校に分けてランキングにしています。
(おまけ・参考)中学受験の偏差値は小学生全体でどのくらい？
では、試験を受けていない人、例えば中学受験をしない小学生を含めたときに、中学受験生の偏差値はいくつになるのでしょうか。
１学年当たりの人数は約100万人です。その中で私立小学校に入学している人は1万人、中学受験をする人は約20万人います。図にすると以下の通りです。
乱暴な仮定ですが、私立小学校入学者はエスカレーターで私立中学に行けるので、中学受験者よりも学力上位層とします。そして、地元の公立中学進学者は中学受験生よりも学力下位層とします。そうすると、中学受験での偏差値は小学生全体だと、以下のようになります。
中学受験の偏差値が30だった場合、小学生全体での偏差値は約58。
中学受験の偏差値が50だった場合、小学生全体での偏差値は約69。
となります。もうインフレ状態です 笑 あくまで仮説ですので参考の参考の参考程度の数字とし、中学受験勉強にやる意義を見いだせなくなった時なとにご覧ください。
よくある質問（FAQ）
中学受験の偏差値60はどのくらい？
- Q中学受験の偏差値60はどのくらい？
- A
受験者全体の上位15.87%に位置します。小学生全体では約67～68相当。早慶・上智・GMARCH進学が期待できるレベルです。
なぜ偏差値は塾によって異なるのですか？
- Qなぜ偏差値は塾によって異なるのですか？
- A
偏差値は各塾が実施する模試のデータに基づいて算出されるため、受験者層や出題傾向が異なる塾ごとに異なる偏差値が算出されます。四谷大塚、日能研、SAPIX、首都圏模試など、塾によって結果が異なるのはこのためです。
偏差値50以下でも中学受験は成功しますか？
- Q偏差値50以下でも中学受験は成功しますか？
- A
もちろんです。偏差値は学力レベルの目安に過ぎず、本人の努力や適切な学習方法、学校との相性の方が重要です。偏差値40でも志望校合格に必要な対策を講じれば、合格は十分可能です。
偏差値はいつから気にすればいいですか？
- Q偏差値はいつから気にすればいいですか？
- A
一般的には4年生から本格的な塾通塾が始まるため、その時期から偏差値を知ることはできます。ただ、まだ中学受験の試験範囲のほとんどに手を付けていない状態なので、5年生夏ごろから徐々に偏差値を意識しだすとよいでしょう。
小学4年生の偏差値は参考になりますか？
- Q小学4年生の偏差値は参考になりますか？
- A
参考になりますが、確定的な指標ではありません。4年生から6年生にかけて、学力が大きく変動する生徒が多いため、現在の偏差値よりも、その後の伸び率と学習習慣が重要です。
小学6年生で偏差値が下がるのは正常ですか？
- Q小学6年生で偏差値が下がるのは正常ですか？
- A
はい、正常です。6年生では出題難度が上がり、応用問題や過去問演習が中心になるため、一時的に偏差値が下がることは珍しくありません。これを「6年生スランプ」と呼ぶこともあります。
入試本番直前に偏差値が大きく変わることはありますか？
- Q入試本番直前に偏差値が大きく変わることはありますか？
- A
あります。特に1月から2月にかけて、受験経験による自信や精神的な安定が学力に反映され、偏差値が急上昇することがあります。逆に不安定になると低下することもあります。
偏差値より上の学校に合格することはありますか？
- Q偏差値より上の学校に合格することはありますか？
- A
あります。得意分野と出題内容が合致した場合、想定よりも高い偏差値の学校に合格することがあります。特に算数や国語で満点を取るなど、得点が極端に良い場合は可能性があります。
偏差値だけで学校を選んでいいですか？
- Q偏差値だけで学校を選んでいいですか？
- A
いいえ、避けるべきです。記事でも述べられているように、偏差値だけで選ぶと後悔する可能性が高まります。学校の教育方針、カリキュラム、部活動、アクセス、校風、進学実績など、複数の観点から判断することが大切です。
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偏差値が同じ学校でも難易度は異なりますか？
- Q偏差値が同じ学校でも難易度は異なりますか？
- A
はい、異なります。同じ偏差値でも、科目別の難度バランス、受験者層の構成、その年の出題傾向により、実際の難易度は変わります。過去問を解くことで、各学校の特性を理解することが重要です。
偏差値と進学実績は一致していますか？
- Q偏差値と進学実績は一致していますか？
- A
完全には一致しません。同じ偏差値の学校でも、進学実績に大きな差がある場合があります。これは学校の指導方針やサポート体制の違いが影響しています。
国語の偏差値が伸びにくいのはなぜですか？
- Q国語の偏差値が伸びにくいのはなぜですか？
- A
国語は、読解力や語彙力など、短期間での習得が難しい要素が多いためです。低学年からの読書習慣や、継続的な語彙学習が効果を発揮します。
「偏差値55の壁」を越えるために最も重要なことは何ですか？
- Q「偏差値55の壁」を越えるために最も重要なことは何ですか？
- A
ケアレスミスの削減と、基礎知識の正確な定着です。繰り返し学習と、解き直しを徹底することが効果的です。
まとめ
偏差値はあくまで目安にすぎません。実際の合格ラインは、学校や年度によって異なるため、注意が必要です。
また、偏差値はあくまでも学力レベルの指標であり、合否を決定する唯一の基準ではありません。しかし偏差値を大きな目安にしているのもまた事実です。その偏差値を上げるためには効率よく学習することがとても大事になってきます。
志望校を決める際には、偏差値だけでなく、学校の教育方針やカリキュラム、雰囲気などを総合的に判断することが大切です。
中学受験を控えている方は、上記を参考に、自分の学力レベルと志望校のレベルを照らし合わせて、無理のない目標設定をしましょう。
お読みいただきありがとうございました！
最後に、
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