こんにちは!スマホパパ(@plus30blog)です。
現在、中学受験生の子どもと日々奮闘中!
私&妻の中学受験の経験を活かしつつ、令和の中学受験に対応するため、積極的に情報収集をし、また経験してわかったことを書いています。
そのおかげか、子どもは『勉強嫌い』から『勉強好き』に変わりました!うちの子に必要だったもの合わなかったもの、とにかく調べたことはつらつらと書いていきます。
子どもが中学受験をすることを決めたのは、いきたい学校があったわけではなく、私立中学の方が公立中学よりも楽しそうという理由だったため、受験勉強と並行して志望校・併願校を決めることになりました。ここでは我が家の志望校・併願校の決め方・選び方を中心に書いていきます。
本題の前に…
子どもが本を読まない、時事ネタを子どもに解説するのが大変。我が家はそんな悩みがありましたが、読売KODOMO新聞を購読してみたところと一発解決!時事ネタを中心にした内容でフルカラー、四谷大塚・ねこねこ日本史・名探偵コナン・ポケモンが協力したページで読みやすい!しかも週1回発行で月額550円(税込)とコスパもGood。親もこっそり勉強できて(笑)、まさか子どもと時事ネタで会話することもでてきました!
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【ステップ1】子どもへのヒアリング
まずは子どもがどのような学校に行きたいのかヒアリングすることから始めました。そのときに注意した点は4つです。
- ヒアリングの最初は、子どもに情報を与えず、子どもから話し始めさせる
- 親の主観が入らないようフラットに話す
- どういう選択肢があるのか伝える
- 年齢特有の発言に左右されないようにする
それぞれ解説していきます。
ヒアリングの最初は、子どもに情報を与えず、子どもから話し始めさせる
子どもが何を考えているのか、余計な情報を与えずに聞くことで、本音が見えてくると思います。きっと、優先度の高いものを最初に話してくれるはずです。
親の主観が入らないよう、フラットに話す
誘導尋問のように親の主観で話してしまうと、頑張って中学に入学しても「不本意入学」となってしまい、子どもが大変な中学時代を過ごすことになってしまう可能性があります。
どういう選択肢があるのか伝える
親の主観が入らないようフラットに話すことも大事ですが、既に中学時代以降を過ごしている大人の方が情報量は圧倒的にあります。またインターネットを駆使しているのも大人かと思います。公立中学と私立中学の違い、附属の小学校からの入学者の有無、高校からの入学者の有無、土曜の取り扱いなどなど。子ども目線では気づきにくい選択肢はフォローしてあげる必要があります。
年齢特有の発言に左右されないようにする
「年齢特有(小学生ならでは)の発言」とは、異性への関心や視野の狭さについてです。今は異性に興味がなくても、年齢が上がると変わってくる子どもも多くいるでしょう。今は男子校・女子校を志望していても、親は共学も視野に入れておいた方が良い場合もあります。また、通学にかかる時間や乗換回数は、子どもには経験が少なくイメージがわきづらいと思います。実際に説明会などで中学へ行き、これなら毎日通えそうか子どもに聞いてみるのも良いかと思います。
【ステップ2】親子それぞれの絶対譲れない点を絞り込む
親子それぞれの思いがあり、絶対に譲れない点があると思います。あれもこれもとなると、きりがないので、譲れない点を親子それぞれ3個程度に絞りましょう。譲れない点が親子ともに被った場合は、3個の中に含まなくても良いと思います。3個以上にすると、条件が多すぎて該当する中学がとても少なくなってしまうでしょう。
【ステップ3】学校のピックアップ
我が家は、ある程度子どもの希望が聞けたところで、情報収集に入りました。我が家が情報収集に使用したのはこちらの本です。
ちょうど本を探している時期にこの本が発行されたばかりだったこと、首都圏の学校が網羅されていたこと、知りたい項目が載っていたこと、Amazonでの評価が高かったことが理由です。
実際に購入して見たところ、見開き1ページに学校の情報がまとまっていたり、学校の所在地マップが載っていたりと、予想以上に見やすかったです。付録として制服一覧が写真で掲載されていたのも各学校のサイトを見ずに済み助かりました。
パラパラと本をめくりながら、譲れない点を見て、条件を満たす学校に付箋を付けてあとで見やすくしました。
所在地マップや学校の住所を見ながら、通えそうなエリアであれば第1段階としては候補に入れてよいと思います。載っていた主な項目はこちら。
絶対譲れない点全てをチェックするのは骨が折れます。譲れない点の中でも、本をパッと見て判断がつき、なおかつある程度絞り込みができるものを選んで見ていくと作業がやりやすいでしょう。その時に、他の譲れない点を見てしまうと きりがないので気にせず付箋を付けて候補に入れていきましょう。
★印を付けた10項目は中学校選びに我が家が参考にした、大事な項目です。
- 住所★
- 共学か否か★
- 生徒数★
- 附属小学校からの進学率★
- 高校からの入学者の有無★
- 土曜の取り扱い★
- 偏差値★
- 卒業後の進路★
- 学校の評価(rate)★
- 学校の口コミ件数★
- 売店の有無
- 自習スペースの有無
- プールの有無
- カウンセラーの有無
- 外国人講師の授業の有無
- 制服の有無
- 携帯電話持ち込みの有無
- 弁当持参の有無
- 給食の有無
- 中学3年生の英検取得状況
- 非常時の対策
- 授業時間数
- 登校時間/最終下校時間
- 感染症対策
- 在校生からのメッセージ
- 学校からのメッセージ
- 授業について
- 部活&行事について
- 海外研修について
- 学校所在地マップ
- 入試について
- 応募状況
- 選抜方法
- 併願校リスト
- 学費
いくつかピックアップして解説します。
住所
子どもが毎日通うことになるので、電車の混雑具合や、災害時のリスクなど考慮して決めることをおすすめします。我が家の場合は、家から約1時間程度で通える場所であること。また乗換回数が1回以内であることが条件です。学校の住所を見ては都度「Yahoo!路線情報」で検索をしていました。
ここで気をつけなければいけないのは、最寄駅からスクールバスがでている学校があることです。当然ながらYahoo!路線情報にスクールバスの情報は載りませんので、こちらも都度調べる必要があります。
一番手間がかかる項目ですが、しっかりやっておくことで、候補が無尽蔵に増えることはなくなるので、時間を確保して取り組むことをオススメします。
生徒数
割と見逃しがちな項目ですが、色々と調べていると一学年数十人と少数だったり、男女比率が偏っている場合があります。子どもの異性への苦手意識の有無に応じて検討する必要があります。
附属小学校からの進学率
附属小学校からの内部進学率が高いと、入学時に既に仲良しグループが出来上がっている可能性があります。グループの輪の中に入るのが苦手な子は、内部進学率が低い、もしくは附属小学校がない学校を選ぶことをおすすめします。
高校からの入学者の有無
高校からの入学者の有無が子どもにどのような影響があるのか。それは今まで子どもが中学3年間で培ってきた友人関係や、学校内での成績順位が変わる可能性があることです。良い方にも悪い方にもいく可能性があるので、子どもの性格に応じて志望校の検討材料にすべきか相談してみてください。
土曜の取り扱い
土曜日を授業日にするのか、イベント日にするのか、部活の日とするのか、学校によって異なります。部活への力の入れ方や、勉強への力の入れ方もありますし、通学距離の負担も考慮したほうが良いでしょう。
偏差値
複数の志望校の偏差値を比較して、適正なレベルの学校を選びます。チャレンジ校(少し高めの偏差値)、実力相応校(現在の偏差値に近い)、安全校(少し低めの偏差値)のバランスを考えると良いでしょう。
- チャレンジ校
自分の偏差値より5~10ポイント高い学校
チャレンジ校は、自分の偏差値より少し高い学校です。受験に向けて一層の努力が必要ですが、合格の可能性が全くないわけではありません。チャレンジすることで、モチベーションが上がり、勉強に一層力が入ることが多いです。
- 実力相応校
自分の偏差値±3ポイント以内の学校
この範囲の学校は、自分の現在の学力とほぼ同じレベルの学校です。合格の可能性が高く、安心して受験に臨めます。このレベルの学校を複数選ぶことで、合格の確率を高めることができます。
- 安全校
自分の偏差値より5~10ポイント低い学校
安全校は、自分の偏差値より低めの学校です。余裕を持って合格できる可能性が高く、万が一他の志望校で不合格になった場合でも、ここでの合格を確保することで心理的な安心感が得られます。
比較の具体的な例
例えば、あなたの偏差値が50の場合、以下のように学校を選ぶことができます:
チャレンジ校: 偏差値55~60の学校
実力相応校: 偏差値47~53の学校
安全校: 偏差値40~45の学校
学校の評価/口コミ件数
先ほど紹介した本には、学校の評価やクチコミ件数などは載っていません。口コミなどの情報は、「みんなの中学情報」から取ってきました。
数字を中心とした情報だけだと読み取れない事も多々あります。その一部が口コミ情報から得られることもあります。評価数や口コミ件数は参考程度にして、具体的な口コミ内容をしっかり読むことをおすすめします。ごもっともな口コミなら良いのですが、偏った思考のものも中にはあります。全く気にするほどのことでもないのに、何故か過剰に叩かれて評価が下がっている場合もあります。
あと私が実際見た口コミでは、学校が教育現場の変化に対応していないことを「伝統校」「伝統のある学校」とひとくくりにし高評価をしている人も散見されます。学校の中身ではなく、その学校に入ることを目的にしている方はそれでも良いと思いますが、そうでない方もいるため、評価の扱いには注意が必要です。
【ステップ4】学校一覧作成で比較しやすくする
気になる学校が決まれば、あとは比較です。候補となる学校が少なければ必要はないと思いますが、候補が多い場合は一覧にすることをオススメします。一覧にするのに役立ったのはGoogleスプレッドシート(EXCELも可)です。比較したい項目を列に並べることで用意に比較ができます。
我が家で使用した表(EXCEL)を公開します。ダウンロードしてお使いください。各家庭ごとに重視する点が異なると思いますので、必要に応じて項目を変更してお使いください。
【ステップ5】学校へ行こう
では実際に学校へ行き、五感で学校を感じ取ってみましょう。イメージ通りであったり、イメージと異なることもでてくるかもしれません。子どもにとってはほぼ毎日通う場所です。フラットに見ることが大事です。
各学校内を見れるタイミングがあります。それが説明会・見学会・文化祭など。注意点がいくつかありますのでまとめていきます。
申し込み
ほとんどが事前申し込み制です。
申し込み開始時期
約2週間前~1ヶ月前から始まるところが多いです。
対象
小学校5・6年生1名+保護者1名が多いです。
定員
数百名が多いように思えました。定員数にもよりますが、申し込み開始後数時間で、すぐ定員に達するところがほとんどのようです。
志望校であったり、併願校として一度見ておきたい学校などが多い場合は、スケジュール管理して申し込みを忘れないようにしましょう。
まとめ
志望校は、子どもが絶対譲れない点、親の譲れない点、全てを満たすのはなかなか難しいかもしれません。しかし最大6年間通う学校になりますのでじっくり相談してみてください。
お読みいただきありがとうございました!
最後に、
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